2010年9月5日日曜日

街の空気、街の様子を、バスの車窓から感じる

こんにちは。地理人研究所です。

ニコニコ動画のアカウントは持っていないのですが、Youtubeは、気づけば割と頻繁に見てしまっております。
「見る専門」だったのですが、最近、自分でもアップしてみました。

今回の夏の旅でも数回撮りましたが、
気づけば、我が家には結構在庫がありました。
10本くらい登録しています。どうぞ、御覧ください;
http://www.youtube.com/user/im93tzpc?feature=mhum

…といっても、どっから見りゃいいんだ、というところだと思います。
オススメを3つ、ご紹介します。

下にいくにつれてオススメ度は高くなり、また動画の時間も長くなります。



<鮮やか!下町と空港の境目>
大田区羽田は、町工場の多い、生活感の漂う下町です。弁天橋の右側には、大田漁業協同組合がありますが、いまでも漁業が行われています。しかし「羽田」と言えば、そのもう1つの顔は空港です。弁天橋を越えると、下町の生活感が突然消えて、広い道路、それより広い滑走路が現れます。全く違う空気感の中、バスはテンションを変えず、淡々と進んでいきます。
(羽田京急バス[蒲41] 羽田空港第1・第2ターミナル 行, 2006/02/04)



<狭い&カーブがきつい&バスの車体が大きい…そこから島の生活を観る>
岡田(おかた)港は、伊豆大島で貨客船が就く大きな港のうちの1つです。その岡田港から台地に上がる坂は狭隘道路で、この観光用の大型バスが左右に車体をよじりながら登っていきます。私が見た中でも、狭い&カーブがきつい&バスの車体が大きいという三拍子揃っているのは珍しいです。
(大島バス [大島公園ライン] 元町港 行, 2006/03/10)



<火山と傾斜、ジブリ風の森を駆け下りて、街へ。コミュニケーションの街、鹿児島。>
高台の団地からは大抵、市街地と錦江湾、桜島が見えます。平地が少ない鹿児島では、坂の上にも大きな団地があり、市街地とはカーブの多い狭小道路で結ばれています。そこを行き来するバスの日常と、その途中、ジブリを彷彿とさせる森の家並みをお楽しみください。緑が生い茂る曲がり道を下ると、すぐに市街地に入ります。また、高齢者が多いのも鹿児島の特徴。老若男女、コミュニケーションが多いのも鹿児島の特徴。運転士の心温まる対応にも注目です。
(鹿児島市交通局 [6-2] 鹿児島中央駅 行, 2006/08/08)

3つとも全然地域が違うのですが、
なんか空気が違いますよね。

これをどう言葉で言い表せば良いやら。
言葉にするのはそもそも無理なのか。。

やっぱり実際に行ってみないと!